]2011年J2第37節 VS千葉(HOME)

先週日曜日、棚ぼた的に優勝が決まっていて笑えました。
おでんを仕込んでいたら、鳥栖負けたよ、えー!?みたいな。
ま、東京らしいよね〜w
・・・そして大熊監督の退任が発表・・・


昨年のあの、一気に崩れ落ちて行くような感じはなんだったのでしょうね?
いまだに考えはまとまりません。
城福さんというある意味カリスマ性のあるモチベーターに
選手も含めてみんなが依存していた(自分で考えることを放棄していた)という意見もありました。
それもひとつの原因かもしれません。でもそれだけでもないはず。
いろんなものが絡み合って化学反応を起こしてしまっていたのでしょう。
たとえどんな名監督(?)が来ても、あそこから立て直すのは難しい状態だったはず。
そんな中、火中の栗を拾ってくれた大熊さんには、やはり感謝の言葉が一番に出ます。
結果としてJ2には落ちてしまいましたが。


最後の仕事として前社長の村林氏が連れてきてくれた新社長の阿久根氏のもと
クラブがわざわざ「自立」というテーマを掲げたのは、
前述のようなことをクラブの中の人たちも感じていたのかな・・・
中途半端な「ビッグクラブ」として、いろいろ甘えが出ていたのかもしれません。
傲慢になっていた面もあっるかもしれません。
だからこそ1年でJ1に復帰するためには、自立(自律でもいい)は確かに大切なテーマでした。
J2の厳しい戦いは魂が磨かれるような日々でした。
その中でもぶれない芯を持つこと、我慢すること、
選手たちはその方法を各々見つけてくれたように思います。
大熊さんはたしかに敏腕監督じゃありません。「?」なことが無かったとは言いません。
でも生真面目な現実主義者として、苦しみながらも選手たちを導いてくれたじゃないですか。
選手たちを成長させてくれたじゃないですか。
そして最低限にして最大の結果を出してくれた。
心から「お疲れ様でした」と言いたいです。
監督を辞めてもできれば東京に関わり続けてほしいです。


さて今年最後のホームでの試合です。
相手はJ2残留が決まってしまっている千葉。
こっちは昇格も優勝も決まってるしお疲れだし、ちょっと消化試合の匂いが前半はしましたが。
・・・千葉はすっかりJ2に馴染んでいましたね(苦笑)
ガチ固めだしさ、荒いしさー。
その中で前線にすぱっとパスを出してみたり、
するするっと上がっていってルーレットかましてみたりする森重に目がハート。
今年躍進した選手といえば、秀人とか草民ってことになるんでしょうけど、
なにげにモリゲの成長がいちばんすごかったんじゃないでしょうか?
もともと足元のテクニックのある選手ですが、状況判断もよく
我慢するべきところで我慢できて、なおかつ得点力もある。
こんなCBなかなかいないよー。ひいき目抜きで代表レベル。
少なくとも栗原よりは上でしょう〜。
しかも時々萌え要素を見せてくれるw(アレとかアレとかあ・・・)
ああ、素敵過ぎる。モリゲらぶ。
そんなモリゲのことはひとまず置いておいて、後半30分頃にルーカスが1点決めて
守備の破たんはまるでなかったこともあって、手堅く勝たせていただきました。


試合終了後、まずはJ2優勝のちっちゃな(^^;)シャーレをいただきました。
それからセレモニー。大熊さんの、やはり生真面目な挨拶。
ホーム最終戦ということで、いまいちぴりっとしなくったって、
勝てて本当によかったと思う。平松のスベリにも耐えられたしさw
熊さんがシャーしたり、今ちゃんがとうとう!!シャーしたり、
みんなニコニコ。幸せだよね。あれから一年、みんなよくがんばった!!


スタッフさんもボランティアさんも、選手もサポーターのみんなも
1年間お世話になりました、お疲れ様でした。
また来年ホーム味スタでお会いしましょう。